要介護者を抱えている家庭は大変です。要介護者のレベルにもよりますが、足腰が弱くなって自分でお風呂に入ったり、トイレにいけない状態となると、介護者も１人では対応しきれないでしょう。そんな時に揃えておくと便利な物が、コンパクトな車いすです。マンションや戸建ての廊下でも使用出来て、折りたたんで車にも乗せられる軽量の車いすが開発されています。もしも全く本人の力だけで立てない場合には、そういった物があると大...
老人介護関連の仕事に長く携わっていたので、介護関係の知識や技術を持っていたということもあり、自分の親の介護問題に関しても、当然自分が自宅で行うことができるものだと考えていました。しかし、気丈でしっかりした母が年を取り、少しずつ出来ることが減って行くことを目の当たりにしていく中で、老親というものに対する気持ちの変化が生じていくのが手に取るようにわかり、複雑な心境というものを感じるようになりました。と...
高齢の親が始めておもらしした時は、親にも子にも、相当なショックがあります。まずは親自身がショックで、すぐには子供に言えない場合があります。そういうケースでは、尿を漏らした場合、最初は自分でなんとかして始末します。ショックで子供にも言えませんが、その後、不安なまま、何度か尿もれを体験し、自分のショックが和らいだころに子供に言うことになりますおもらしのことを言われたら、子供もとてもショックです。「つい...
数カ月前に母が急に歩行困難になって、杖をつかないと歩けなくなりました。それで私はその足腰が悪くなった原因について調べていたら、どうも血行不良といった事が一番の原因として浮上してきました。それで発汗効果のあるマッサージジェルで、母の足、特にふくらはぎを中心に足首からお尻に向かってリンパマッサージをしてあげました。私が側に居ない時でも自分でリンパマッサージをするように指導したら、それから短期間が症状が...
介護の資格を取得するためには座学での基礎的な高齢者心理などの勉強も必要なのですがいつか環境の良い施設があった時にと考えて資格を取得しようと思っていたのですが、私の通ったスクールでは授業の合間に模擬研修を行うなどしてほかの場所に比べれば実技は多かったような気はします。介護の資格が無くても仕事は出来るのですがきちんとした資格があれば履歴書に書く事もできますし、高齢化社会に伴いヘルパーの数が少ないのが現...
以前、ホームヘルパー２級の資格を取得し、ずっと、介護福祉施設でパートで働いていました。しかし、仕事を続けていくうちに、もっと上の資格を取得して働きたいと思うようになってきたのです。子供から手も離れ、これからずっと福祉の仕事をしていくのならば、今まで以上の知識を持って、仕事をしていきたいと思ったのです。もちろん、資格を取ると給与が上がることも、正直、魅力的でした。今まで通り働きながら、実務者研修の資...
2年前ですが、私は実務者研修の資格を取得しました。なぜ実務者研修の資格を取得したかと申し上げますと、自身が勤めていた会社が不振となりいつ倒産してもおかしくないと思ったためです。また、介護の職であれば確かに給料は少ないが人材が不足しているため、どこに行っても活躍できると考えたためです。資格取得にあたって、私自身は介護について素人でしたので1からのスタートになりました。ここでホームヘルパーの資格を取得...
私は特に誇れるような特技も、就職に有利になるような資格もなく、土壇場でホームヘルパー二級の資格を取って何とか就職にこぎつけた人間です。でも介護の世界で働いているうちに、毎日の仕事にやりがいを感じることができてきて、とりあえずだった仕事が天職のように思えてきました。実務者研修の資格を取ろうと思ったのは、そんな介護の世界でもっと活躍していきたいと考えたからです。本当はもっと経験を積んでから自分を高めて...
子育ても一段落し、何かパートで働きたいと思った私。しかし、何の資格もない私は、何か資格を取得して、長く働き続ける事のできる職場を探したいと思うようになったのです。そこで、私の目に留まったのが、介護の仕事でした。ハローワークでも、とても求人数の多い職場。これなら、長く働くことができると思ったのです。実際、資格がなくても働く事ができそうでしたが、やはり、はじめの目標だった資格を取ろうと思い、実務者研修...
ホームヘルパー２級の資格を何年も前に取得して以来、自己流のやり方で、介護の仕事を進めていたような気がしていた私。初めの頃は、先輩方にいろいろと教えてもらう機会もありましたが、人手不足の中、数をこなしていく事が精一杯の現場で、いつまでも丁寧な指導という事は、正直ありませんでした。そんな中での、たん吸引など、本当にこのやり方で良いのか迷う事も多くなってきたのです。そんな時、介護施設の人に勧められたのが...
介護資格を取ろうと思ったのは大学時代のことでした。私は就職が決まったあとに働く会社は介護の部門があることを知っていたのでその時にどの部署にいっても役に立てるようにと資格を取ろうと思い受講してみました。私はあまり勉強が得意ではないので資格試験というものはかなり難易度が高いのではないかと不安に思っていました。同時に大学の卒論も仕上げなくてはならず時間的な猶予もあまりありませんでした。まず私は介護の資格...
何の資格もなく介護施設でパートとして働き始めて３年がたった頃、専門的な学校を卒後し、専門的な知識を持った若い子たちの事がうらやましく思うようになってきたのです。実際、仕事経験は私の方が長く、実践的な事をこなすのも私の方でしたが、資格を持っている人たちは、同じ事をしていても正社員で、パートでも時給が良いのです。そんなジレンマを持っていた時、友人に紹介されたのが実務者研修だったのです。しかも、３年の実...
父が要介護者となってからおつきあいが始まったのがケアマネージャーという職種の方です。当方の場合には、脳梗塞が原因で要介護となったため、入院から戻ってきてすぐ打ち合わせがはじまりました。これが、ケアマネージャーとの葛藤の始まりです。私ども家族としては、父のこともあり出来る限り手すりや車いすは避けたいと考えておりました。これは父の回復を期待するためです。手すりや車いすがあればどうしてもそれに頼ろうとし...
以前私は高校のボランティアに参加しました。このボランティアの内容はある病院にて実際に介護を体験するというものです。また、この介護体験ははだいたい二週間ぐらいやりました。実際に私がこの介護の体験をしてみて、本当に介護は大変だと感じました。なぜかと言うと、体が不自由な人に対して手助けをするときにはかなり力が必要でした。また、これが高齢者の方だと、例えば腕を掴む力が強すぎると、簡単に高齢者の方に対して痛...
私は大学を卒業して最初は老人保健施設で働いていましたが、次に特別養護老人ホームに就職をしました。私が働いていた施設はユニットケアをしていて、10名ぐらいの方が家庭のような雰囲気のデイルームで過ごし、それぞれの個室で生活をしていました。そのような10名のユニットが8つぐらいある施設で、一つのユニットの職員は6人ぐらいでローテーションしていました。施設に始めて来た時には、本当に落ち着く家のような雰囲気...
父は、脳梗塞のため半身不随の体になりました。また、その前から足腰が弱ってきましたので、今回の脳梗塞により、ほぼ寝たきりとなりました。しかし、頭は元気ですので、口だけは達者です。こうなってしまったら大変なのは母です。元来、父は亭主関白に近い存在ですから、母がすべての介護を行うことになりました。しかしながら、どうしても入浴は不可能です。そのため、デイサービスを週2回利用することとしました。父は、最初大...
母が脳梗塞で倒れ、認知症になって12年あまりになります。脳血管性認知症という診断で、脳出血や脳梗塞といういわゆる脳卒中などが要因で脳の記憶や理解・判断の働きが衰えて、日常生活に支障を来すものでした。母の場合は、当初の手足のマヒは若干でで生活上の大きな支障はなかったのですが、周りの状況の理解に支障をきたし、また性格面でも変化が見られたのでした。たとえば、病院を退院後、老健施設というリハビリの施設に移...
私は高級有料老人ホームと言われるところで働いていました。一般企業の経営する老人ホームで、いくつかのランクがある中でも最高級のところでした。ランクごとにホームのシリーズ名があり、入居金の額やサービス内容が異なります。最高級だと24時間ナースがいるけれど、一つ下のランクのホームだと夜間は介護スタッフだけだったり、週3回お風呂に入れるか週２回か、食事を選べるか、一律か、などのサービスの違いがありました。...
私は病院で介護して働いたことがあります。病院の中に介護病棟があり高齢者の方がたくさん入院していました。医療行為が必要な高齢者なので、介護士と看護師がチームで仕事をしていました。私は介護に関する資格は持っていませんでしたが、看護学校に行っていて体や病気の知識があったので採用されたと思います。今、介護業界は人手不足とニュースで見たことがあるので、その影響もあると思います。介護の仕事は大変でした。一番大...
ずっと隠されていたのでつい最近まで知らなかったのですが、恋人の弟が車いすで要介護の方でした。車いすに関してはまったくの無知だったので、それを打ち明けられてもどう答えればいいかわからず、困り果てた挙げ句「とりあえず一緒にどこかへ遊びに行ってみたい」と思ってもないことを頼んでしまい、その一週間後に彼と彼の弟と私で、美術館に行くこととなりました。しかし、車いすの方の介護や補助というのは、人生で一回もやっ...